今年12月に生誕250年を迎えるベートーベン(1770~1827年)。記念すべき年に合わせて刊行された『ベートーヴェンの愛弟子』(春秋社)は、彼が育てた同郷の音楽家フェルディナント・リース(1784~1838年)にスポットが当てられている。2018年刊行の『ベートーヴェン捏造(ねつぞう)』(柏書房)に続いて、楽聖を巡る2冊の単行本を著したかげはら史帆さんに話を聞いた。
「おそらく世界初の伝記ですね。マイナーな言語でひっそりと出た本がない限りは初めてだと思う」。偉大すぎる師匠の陰に隠れていたリースの生涯を一冊にまとめたかげはらさんは胸を張る。
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