ミサイルに危険性、改修にコストや時間… イージス・アショア配備で防衛相、事実上の白紙撤回

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陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画のプロセス停止を表明した河野太郎防衛相=防衛省で2020年6月15日、田辺佑介撮影
陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画のプロセス停止を表明した河野太郎防衛相=防衛省で2020年6月15日、田辺佑介撮影

 河野太郎防衛相は15日、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の秋田、山口両県への配備計画のプロセスを停止すると発表した。ミサイルのブースター部分を落下させるための技術的な不備が見つかり、改修にコストや時間がかかるためと説明した。2025年度以降に国内2カ所に配備する予定だったが、事実上の撤回となる。防衛省で記者団に述べた。

 ブースターはミサイルの推進力を補助する装置で、上昇後に切り離される。配備を予定していた陸自むつみ演習場(山口県萩市、阿武町)でミサイルを発射した場合、切り離されるブースターを演習場内や安全な海上に確実に落下させられないことが判明した。住民に危険が及ぶ可能性があるという。

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