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アフガニスタンのバシール・モハバット駐日大使が毎日新聞の取材に応じ、アフガン政府が旧支配勢力タリバンの捕虜について、これまでに解放した3000人に加え、新たに2000人を解放する方針であることを明らかにした。タリバンはアフガン政府と和平協議を始める条件として、捕虜5000人の解放を求めていた。モハバット氏は「近く和平協議が開かれる」と述べた。
捕虜の解放は、仲介役の米国とタリバンが2月末に結んだ和平合意に盛り込まれていた。だがアフガン政府は治安悪化につながるとして、捕虜の解放を渋っていた。モハバット氏によると、アフガン政府は米国などからの働きかけを受け、方針を転換したという。一方、捕虜解放については「タリバンが暴力を削減することが条件だ」とも強調した。
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