関電、株主総会招集通知に事実と違う記載 役員候補元検事長の「金品受領認識」巡り

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関西電力本店=大阪市北区で、小出洋平撮影
関西電力本店=大阪市北区で、小出洋平撮影

 関西電力が25日に開催する株主総会の招集通知で、元幹部らによる金品受領問題に関し事実と異なる記載をしていたことが16日、明らかになった。関電は同日、「虚偽記載には当たらないが、分かりにくいところがあった」として同社ホームページ上で修正した。

 事実と異なる記載があったのは、関電が社外取締役の一人として選任を提案する元大阪高検検事長の佐々木茂夫弁護士(現関電社外監査役)に関する部分。佐々木氏は2019年6月に社外監査役に就任したが、「事前にはこれらの問題を認識していなかった」と通知に記載していた。

 しかし、関係者によると、金品を受け取った関電幹部が金沢国税局から税務調査を受けた後の18年4月、大阪市内の本店で関電の当時の経営陣が佐々木氏と国税・検察対策などについて協議したという。社外監査役に就任する前で、関電は弁護士としての立場からの助言を求めていたとされる。これについて、関電は「個別の協議内容についての回答は差し控えたい」としている。

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