特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

「来館者名簿」で悩む図書館 感染経路把握かプライバシー保護か 新型コロナ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
茨城県水戸市立中央図書館で6月7日まで配布していた入館者用紙
茨城県水戸市立中央図書館で6月7日まで配布していた入館者用紙

 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、公益社団法人「日本図書館協会」が示したガイドラインが議論を呼んでいる。図書館が来館者の氏名、緊急連絡先などの情報を収集し、必要であれば公的機関へ提供するという部分だ。プライバシー保護の観点から、茨城県内の図書館でも対応が分かれている。【森永亨】

 ガイドラインは同協会が5月14日付で、全国の公共図書館に示したもの。来館者の安全のために、「氏名及び緊急連絡先を把握し、来館者名簿を作成する」ことを求め、把握した情報は「必要に応じて保健所等の公的機関へ提供され得る」としている。

 図書館を利用した人の感染が判明した場合、他の利用者に連絡することや、館内での接触者の確認や把握に使う目的だ。

 県内の図書館のうち日立市立記念図書館や石岡市立中央図書館などでは、4月から入館者に対して氏名や連絡先などを提出するよう求めている。利用者から感染者が出た場合などには、館内で接触した可能性がある人物としてデータを保健所に提供することも視野に入れ、保管期限は「1年間」(日立市)「今年度いっぱいは保管する予定」(石岡市)という。

 一方、今月9日に利用を再開した水戸市の県立図書館は「誰でも…

この記事は有料記事です。

残り616文字(全文1124文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集