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Moment・コロナを越えて

伴走者は「3密」、施設は利用拒否も 試練続くパラスポーツ

伴走者をつけた屋外でのトレーニングが制限されるため室内で走り込む唐沢剣也=前橋市で2020年6月11日午前9時24分、星野和昭さん撮影

 シューズを通じて伝わる陸上トラックの感触に、胸の高鳴りが収まらなかった。6月上旬、前橋市の王山運動場での約1カ月半ぶりとなる疾走。東京パラリンピックの陸上(視覚障害)代表に内定している唐沢剣也(25)=群馬県社会福祉事業団=は「気持ちよく走れた。戻ってきたなという思い」と話し、汗をぬぐった。だが、障害者アスリートの練習が軌道に乗るためには、数々の障壁が残る。

 中でも、視覚障害を持つ選手たちには影響が大きい。その理由は、伴走者の存在にある。互いにロープを握る選手と伴走者の距離は…

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