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オリパラ for キッズ

/60 レジェンド編 東京五輪バレーボール 女子日本代表 鬼の努力「東洋の魔女」

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 1961ねん大松博文だいまつひろふみ監督かんとくひきいる女子じょしバレーボールの実業団じつぎょうだんチーム・にちぼう貝塚かいづかがヨーロッパ遠征えんせいで22連勝れんしょうしました。にちぼう貝塚かいづかには、日本代表にっぽんだいひょうおおくが所属しょぞくしていました。そのつよさにヨーロッパのひとたちはおどろき、「東洋とうよう魔女まじょ」とぶようになりました。

 よくねん世界選手権せかいせんしゅけんでは、強豪きょうごうのソれんいまのロシアなど)をやぶって優勝ゆうしょう。2ねんにせまった64ねん東京とうきょうオリンピック(五輪ごりん)では、バレーボールがはじめて五輪ごりん種目しゅもくとして採用さいようされることがまっていて、選手せんしゅたちはきんメダルを目指めざします。

    ◇  ◇  ◇

 にちぼう貝塚かいづか選手せんしゅたちの練習れんしゅうきびしいものでした。昼間ひるまは、いとつく紡績ぼうせき工場こうじょうはたらき、午後ごごから大松だいまつ監督かんとくとの練習れんしゅうはじまります。練習れんしゅう日付ひづけをまたいで午前ごぜん1~2にまでおよび、ときにはあさまでつづもありました。

    ◇  ◇  ◇

 東京五輪とうきょうごりん予想よそうどおり、日本にっぽんとライバルのソれんが、ともに全勝ぜんしょう対戦たいせんします。64ねん10がつ23にち、ソれんせんをひかえたあさ。それまで選手せんしゅいちもほめたことがない大松だいまつ監督かんとくいました。「今日きょうまでうことをいて、よくがんばってくれた。これが最後さいごだからがんばってくれ」

 試合しあい日本にっぽんが2セットを先取せんしゅだい3セットも日本にっぽんいきおいはまらず、マッチポイントをにぎります。ソれんもねばり、6かいのマッチポイントで宮本みやもと(のちに寺山てらやま恵美子えみこさんの左手ひだりてからはなたれたサーブが、相手あいて反則はんそくさそって試合終了しあいしゅうりょう。「魔女まじょ」たちの努力どりょくは、五輪ごりんきんメダルというかたちむすびました。【まとめ・武本たけもと亮子りょうこ


 ◆忍法帳にんぽうちょう

得意技とくいわざ世界せかい対抗たいこう

 「東洋とうよう魔女まじょ」とばれたバレーボール女子じょし日本代表にっぽんだいひょうチームの最大さいだいあじは、ねばりづよ守備しゅびゆかちそうなボールを、うでからゆかにすべりみながらひろい、そのままからだを1回転かいてんさせる「回転かいてんレシーブ」は、柔道じゅうどう得意技とくいわざでした。ボールの軌道きどう微妙びみょうれる「変化球へんかきゅうサーブ」も威力いりょく発揮はっきしました。


プロフィル

 1964ねん東京五輪とうきょうごりんのバレーボール女子じょし日本代表にっぽんだいひょうは、大松博文だいまつひろふみ監督かんとくがヨーロッパの強豪きょうごうチームの攻撃こうげき対抗たいこうするため、守備しゅび徹底てっていして強化きょうか大松だいまつ監督かんとくきびしい練習れんしゅうられ、「おに大松だいまつ」とばれました。東京五輪とうきょうごりんは6チームによるリーグせん全勝ぜんしょうして優勝ゆうしょう。ソれんせんのテレビ視聴率しちょうりつは66.8%を記録きろくしました。

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