メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

新型コロナ 大学研究室でPCR検査 迅速化・件数増、切り札なるか

沖縄科学技術大学院大でのPCR検査の様子。感染源の病原体を取り扱うことができる安全キャビネット内で行う=同大提供

 新型コロナウイルスの感染を判定するPCR検査を大学の研究室が担う取り組みが始まっている。PCR検査件数の少なさが指摘される一方で、検査装置自体は大学の幅広い研究室が相当数を保有しており、日常的に実験で使われている。ノーベル賞受賞者の山中伸弥氏らが「大学や民間の研究機関も活用すべきだ」と提言しており、厚生労働省と文部科学省は今後連携して活用を模索する。

 PCR検査は、遺伝子の一部を酵素の働きで増幅させる技術(PCR法)を利用した検査で、PCR法は新型コロナの検査だけでなく、分子生物学や植物の遺伝子解析などの研究分野で広く行われている。ただ、新型コロナの感染を診断するPCR検査は感染症法に基づく「行政検査」として行われており、当初は自治体の衛生研究所などでしか担えなかった。3月には検査の保険適用が始まり、民間の検査機関などでも担えるようになったものの、病原体を取り扱える特別な施設で行う必要があり、実施にはハードルがある。

 国立感染症研究所が示したマニュアルによると、検査は世界保健機関(WHO)が検体となる病原体の危険性に応じて定めた4段階の基準「バイオセーフティーレベル(BSL)」のうち2番目に低いBSL2レベルの施設で扱うこととなっており、ある程度の規模の大学の実験室であればクリアできるという。

この記事は有料記事です。

残り1490文字(全文2046文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「GoTo」反対署名、5日間で9万人超 「その予算を医療現場や被災地に」

  2. 感染者と同席「コロナパーティー」 「無敵」と参加の30歳死亡 「間違いだった」言い残し

  3. 丸岡いずみさん、コロナ陽性で入院 夫の有村昆さんがクラスター発生の劇場で感染

  4. 政権がGoToを強行する理由 アクセルとブレーキ同時に踏む「むちゃ」

  5. 東京、コロナの警戒レベルを最高に 「感染拡大」 小池都知事、緊急記者会見へ

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです