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中止の大規模展覧会「和食」 人と環境を理解する 科学と歴史の観点から

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野菜や魚介類など250点以上の標本や模型が並ぶ展示室のイメージ図=東京国立博物館提供
野菜や魚介類など250点以上の標本や模型が並ぶ展示室のイメージ図=東京国立博物館提供

 和食が2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されて以来、国内外で「日本人の伝統的な食文化」への興味が高まっている。ミシュランのレストランガイドは、すしや天ぷらだけでなく、焼き鳥やおでんの店にも「星」を付与。一方、海外のシェフたちは、みそや米酢、だしをはじめとする日本の伝統的な素材と味の要素に加え、魚の締め方や血抜きの方法など調理技法にも関心を払うようになった。料理留学をする若者たちも世界から東京や京都に集まる。

 そんな中、国立科学博物館(東京・上野公園)は和食にスポットライトを当てた大規模展覧会「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」を企画、作り上げた。科学と歴史の観点から日本独自の食をひもとこうとするもの。特別展は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったものの、「和食とは何か」という問いに挑戦した野心的な試みを紹介する。

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