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みのひだフォーカス

ふるさと納税「宿泊券」期限延長 納税者に周知徹底を 飛騨地方2市1村 /岐阜

「飛驒はお休み中です」との緊急メッセージを受け、普段は記念写真を撮る観光客で混雑する赤い欄干で人気の「中橋」もひっそり=岐阜県高山市で5月14日

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県外からの観光客の来訪自粛を呼び掛けている飛驒地方の2市1村(高山市、飛驒市、白川村)で、国のふるさと納税制度の返礼品の一つ「宿泊券」の有効期限を延長する動きが相次いでいる。自治体のファンでもある「納税者」が感染不安を抱きながら訪れる事態を避けるためだが、延長の周知が徹底されていないため納税者が無理をして来訪するケースもあり、今になって対応を急ぐ自治体も出てきた。【大竹禎之】

 「返礼品としてもらった宿泊券の有効期限が今月末までなので、自粛ムードが続くなかでも来ました」。路線バスの間引き運転や飲食店の営業自粛が続いていた6月初旬、白川郷の合掌造り集落に埼玉県から来ていた夫婦は、毎日新聞の取材にこう打ち明けた。実際には期限が延長されていたが、この夫婦は知らなかった。

 高山市の調べでは、6月上旬時点で133件の宿泊券を発行していた。不安を募らせた納税者からの声が届いた4月上旬、宿泊の受け入れ先となる「飛驒高山旅館ホテル協同組合」が12月25日まで、「平湯温泉組合」も12月中までの期間延長を決めていた。

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