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福岡「本家藤よし」も、熊本「画廊喫茶ぶらうん」も、宮崎「むらこそ」も…コロナで老舗閉店相次ぐ

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4月に閉店した「本家藤よし」。創業70年を超える老舗の焼き鳥店だった=福岡市東区箱崎1で2020年6月9日午後3時20分、平塚雄太撮影
4月に閉店した「本家藤よし」。創業70年を超える老舗の焼き鳥店だった=福岡市東区箱崎1で2020年6月9日午後3時20分、平塚雄太撮影

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で客足が減った飲食店が相次ぎ閉店を余儀なくされる中、地域に親しまれた各地の名店や老舗も次々に店を閉じている。必ずしも経営に行き詰まったわけではないが、地域の衰退や店主の高齢化などさまざまな事情を抱え、新型コロナが最後に背中を押した。

 「屋台から70余年、地域の皆様に喜ばれご好評を頂いて参りましたが、断腸の思いで勝手ながら閉店させて頂く事と致します」。4月下旬、焼き鳥激戦区の福岡市で長年人気店として知られた焼き鳥店「本家藤よし」(東区)の入り口に、閉店を伝える紙がひっそりと張られた。

 店は、運営会社の社長を務める早川鴻之輔(こうのすけ)さん(83)の兄(故人)が、旧満州から引き揚げてきた後の1949年に屋台で始めた。54年に固定店舗に移り、翌年から早川さんも手伝うようになった。牛や豚の臓物を串で焼くのも「うちが先駆けではないか」と早川さん。近くにある筥崎宮の祭り「放生会(ほうじょうや)」を訪れたら藤よしに寄るのが定番と言われた。

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