「日本も人種差別に向き合うべきです」 ルース・ベネディクト「レイシズム」訳者の思い

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「レイシズム」の訳者、阿部大樹さん=本人提供
「レイシズム」の訳者、阿部大樹さん=本人提供

 米国で黒人男性が暴行され死亡した事件に端を発した人種差別への抗議行動が世界各地に広がっている。日本でも大規模なデモが行われ、外国にルーツのある著名人らも相次いで発信した。人種差別とは何か、どうすればなくなるのか。日本文化論の古典「菊と刀」で知られる米国の文化人類学者、ルース・ベネディクトは80年前、この問いに向き合い、「RACE AND RACISM」を発表した。4月にこの本の新たな翻訳書「レイシズム」(講談社学術文庫)を出版した精神科医、阿部大樹さん(29)は「現在にも通じる重い警告が詰まっている。日本で人種差別に苦しむ人がいることにも目を向けるべきだ」と話す。【牧野宏美/統合デジタル取材センター】

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