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街と彫刻

UBEビエンナーレの60年/4 作品No.4 消波ブロック? 積み木? /山口

碑No4

 <ビートルズ来日 1966(昭和41)年―67(昭和42)年>

 今では珍しい白色セメントの野外彫刻。その直線的で無機質な見た目は、海沿いの消波ブロックのようにも組み上げた積み木の遊具のようにも見える。

 昆野恒は、朝倉文夫や北村西望(せいぼう)といった具象彫刻の大家に師事しながら、後に抽象彫刻家として注目を集めた経歴を持つ。作品には人体の構造や動きを感じさせるものも多いが、抽象表現に向かったことで環境と呼応し、空間の中で大きな広がりを見せている。

 宇部の作品のポイントは、まったく同じ形の積み重ねであるということ。形を繰り返すことでリズムが生まれ、それぞれの形の動きと全体がうまく連動する。周囲をぐるっと歩きながら観察してほしい。角度によって頼りなく見えたり、強く見えたりする。一つ一つの線や角、形が全体と関係しながら空間と作品が対話している様子が分かるだろう。

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