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ブラジル、感染世界2位 譲れぬ「経済優先」

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ファベーラと呼ばれるスラム街が広がるブラジランジア=サンパウロで2020年6月11日、山本太一撮影
ファベーラと呼ばれるスラム街が広がるブラジランジア=サンパウロで2020年6月11日、山本太一撮影

 中南米のブラジルで、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化している。貧困地区を中心に急速に広がり、感染者数と死者は米国に次いで、それぞれ世界2番目の多さとなった。しかし、新型ウイルスを「ちょっとした風邪」と軽視する元軍人で極右のボルソナロ大統領は「経済優先」の姿勢を崩さない。さらなる感染拡大も懸念される中、社会・経済活動を再開する動きが加速している。【サンパウロ山本太一】

 「新型ウイルスが危険なのは十分わかっている。それでも、仕事を続けないと生きてはいけない」。最大都市サンパウロ市の貧困層地区ブラジランジアの通りで11日、キャッサバ芋を売っていたカルリト・バチスタさん(30)は、苦しい胸の内を打ち明けた。

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