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検証・安倍政権

7年8カ月余りにわたった第2次安倍晋三政権が幕を閉じました。数々の疑惑、課題が残されたままです。

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「総理案件」大金動く 広島県連と対立、選挙劣勢覆す 河井夫妻逮捕

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自民党から立候補した参院選で当選確実になり、支持者にあいさつをする河井案里容疑者。後ろには安倍首相と一緒に写った写真が掲げられていた=広島市中区で2019年7月21日、山崎一輝撮影
自民党から立候補した参院選で当選確実になり、支持者にあいさつをする河井案里容疑者。後ろには安倍首相と一緒に写った写真が掲げられていた=広島市中区で2019年7月21日、山崎一輝撮影

 「応援に来られるのは『安倍晋三事務所の秘書さん』ではなく、『安倍総理大臣秘書』と表現してくださいよ」

 参院選が迫った2019年5月12日早朝、河井案里容疑者(46)の陣営が使っていた無料通信アプリ「LINE(ライン)」で、選挙戦を取り仕切る夫の克行容疑者(57)のアカウント名「あらいぐま」から指示が出た。翌日に安倍首相の山口県事務所からベテラン秘書ら5人が応援に来る予定で、「全員表に出て拍手で迎えるように」と念押しする細かな気遣いも見せた。

 自民党関係者は、首相秘書の選挙応援は「極めて異例だ」と明かす。前代未聞の選挙戦の背景には、案里容疑者の擁立を巡る地元の広島県連との確執があった。

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