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安田賢治のここだけの話

コロナ禍で注目 オンライン入試はどこまで広がるか? 

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 新型コロナウイルスの感染拡大は大学にも大きな影響を与えている。1年前には考えられなかったオンライン授業が当たり前になった。そして、多くの大学がオープンキャンパスを中止し、オンラインで行うところも出てきている。さらに、学部入試の前に行われる大学院試験も、オンラインによる試験が導入され始めている。

 文部科学省も学校推薦型選抜や総合型選抜の試験で、「ICTを活用したオンラインによる個別面接やプレゼンテーション、大学の授業へのオンライン参加とリポートの作成、実技動画の提出」などを例に挙げている。大学入試もオンラインによるものが増えていきそうだ。

 オンラインでの入試の利点は移動などの必要がなくなることだ。コロナウイルス感染拡大の第2波、第3波が来て、移動が制限された場合や、試験場での3密を避ける点からも有効だ。面接試験に関してはオンラインや、高校生の9割以上が保有しているスマートフォンを使うこともできるのではないだろうか。

 学校推薦型選抜や総合型選抜では、志願者が一般選抜ほどの規模ではないからこそ実施できる面がある。一般選抜は、国公立大志願者トップの千葉大は1万人を超えている。私立の日本大、法政大、明治大などでは、実志願者が5万人を超えている。

 それだけに、公正、公平が担保できるのかという問題がある。そうなると、論述式の問題中心にならざるを得ないが、これを今の入試スケジュールのように短期間で採点することは難しい。とはいえ、今回のような感染症の拡大は、今後も起きることが予想される。それだけに、ICT技術を活用したオンラインによる入試の実施が検討される時期に来ているといえよう。【大学通信常務取締役】

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