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この国はどこへ コロナの時代に 作家 曽野綾子さん めいめいの判断でいい

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神奈川・三浦半島にある別荘で2014年
神奈川・三浦半島にある別荘で2014年

 東京弁でズバズバ語る昭和ヒトケタ生まれの作家は、この新型コロナウイルスへの対応に右往左往している世の中をどう見ているのか。曽野綾子さん(88)を東京都内の自宅に訪ねると、リラックスしたTシャツ姿で現れた。とても元気そうだ。

 「都知事が『出かけるな』っておっしゃっていたでしょ。私は元々家を出ることは少ないし、銀座に行きたいなんて方でもない。でも、こないだ引き出しを三つか四つ片付けました。これもコロナのおかげだと思って」。夫の三浦朱門さん(2017年に91歳で死去)を亡くしてからは、曽野さんが「私の奥さんみたいな人」と呼ぶ日系ブラジル人の女性と生活し、昼間は秘書の女性も通ってくる「2・5人暮らし」という。

 コロナについて聞こうとしたが、頓着していないようだ。「世の中が変というより、元々人間って変なもんですから、このごろの日本が堕落したとも思っていません。きっと、父の代もおじいさんの時代も変だったのでしょう」。あまりにも達観していて、拍子抜けした。「私、行きたい所があれば行きます、身勝手ですから。世の中を良くしようとも思いませんが、ただ、自分のやりたいことをして生きた、と思って死にたいとは思っていま…

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