2019年の台風19号を受け、県は地域防災計画を修正した。市町村が日中に避難指示を発令し、明るいうちに住民の避難完了に努めるよう求めた。夜間の移動には危険が伴うためで、防災計画上に日中避難を明記することで被害を最小限に食い止めることを目指す。【安藤いく子】
災害発生時、市町村長は災害対策基本法に基づき、住民に避難行動を取るよう求めている。緊急性に応じて3段階に分け、「避難準備・高齢者等避難開始」「避難勧告」「避難指示」を出す。
県は、16年に県内などで関連死を含めて30人が犠牲になった台風10号災害を受け、17年に「風水害対策支援チーム」を結成した。県や盛岡地方気象台、国土交通省の職員や防災専門家らで構成し、市町村に避難について助言する役割を担ってきた。
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