米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなど米メディアは17日、ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が近く出版を予定する回顧録の内容を報じた。トランプ大統領が2019年6月に主要20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれた大阪で、中国の習近平国家主席と会談した際、「(20年11月の大統領選の)再選への協力」を懇願していたと暴露。大統領としての権限を「国益ではなく個人の利益」追求に利用したと厳しく批判している。
回顧録の抜粋などによると、トランプ氏は米中首脳会談の夕食会で、中国政府による新疆ウイグル自治区でのウイグル族収容施設の建設について「正しい行動だ」と賛意を表明。そのうえで会談中に「突然、話題を大統領選に変えて、中国の経済力に言及」し、「米国の農家と、中国による大豆・小麦の購入増が大統領選結果に与える重要性」について強調したという。
この記事は有料記事です。
残り839文字(全文1238文字)
毎時01分更新
◇食卓のメインのドーンと 「今が旬」と聞いて僕が真っ先に思…
吉川貴盛元農相(70)が、大臣在任中に現金500万円の賄賂…
韓国のソウル中央地裁が日本政府に元慰安婦らへの賠償を命じた…