吉本興業の拠点劇場「なんばグランド花月」(大阪市中央区)が19日、3カ月半ぶりに観客を入れて営業を再開した。新型コロナウイルス感染防止のため、定員858席のところ入場者を112人に絞り、客同士の間隔は1・8メートルを確保。漫才ではコンビの間にアクリル板を立て、マイクも毎回交換する異例のスタイルだったが、お笑いの本場・大阪でファンらが久々に楽しんだ。
トップバッターの漫才コンビ・ミルクボーイから、トリの落語家・桂文枝さん(76)まで9組が出演。文枝さんは「もう一度舞台を踏みたい、そればかり考えて家に籠もっていた。涙が出そうです」とあいさつし、空席の多さにも「お一人が3人分ぐらい笑って」と冗談を飛ばした。
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