ノーベル賞・本庶氏226億円求め小野薬品を提訴 オプジーボ特許巡り

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記者会見で小野薬品工業を相手取った提訴について説明する本庶佑・京都大特別教授=京都市左京区の京都大で2020年6月5日午後3時42分(代表撮影)
記者会見で小野薬品工業を相手取った提訴について説明する本庶佑・京都大特別教授=京都市左京区の京都大で2020年6月5日午後3時42分(代表撮影)

 がん免疫治療薬「オプジーボ」の特許を巡り、本庶佑(ほんじょたすく)・京都大特別教授は19日、薬の製造販売を手がける小野薬品工業(大阪市)に特許使用料の分配金約226億円の支払いを求め、大阪地裁に提訴した。

 訴状などによると、小野薬品は2014年から米製薬会社「メルク」の薬「キイトルーダ」に特許侵害があるとして国内外で提訴。17年にはメルク社が特許使用料を支払う内容の和解が成立した。

 小野薬品は14年9月、本庶氏に訴訟への協力を依頼。その中で小野薬品は、メルク社から小野薬品が受け取る額の40%を本庶氏に支払うと提示した。本庶氏は訴訟に協力したが、16年12月には小野薬品の代理人から「(40%の提案を)本庶先生がその場で受諾しなかったので撤回した」などとして突然「10%」にするとの連絡を受け、17年8月にはさらに「1%」に減額する通知が届いたという。「発明者としての貢献も、訴訟…

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