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晴レルデ

大阪メルロー/13 「敵」を知り自然に学ぶ

果穂もみえるブドウ畑で、作業に忙しい仲村現二さん=大阪府羽曳野市小芝地区で、高尾具成撮影

 「仲村わいん工房」(大阪府羽曳野市飛鳥)の醸造家、仲村現二さん(62)の日焼けした顔が、日増しに色を濃くしていく。同市小ケ谷(こかたに)地区の畑では、父光夫さん(2003年に80歳で他界)が独自に交雑育種を繰り返し、残したルーツのわからない未知なる黒ブドウも芽を伸ばし、特徴でもあるシソのような赤っぽい色素を、葉だけでなく、つるや果穂にもみせる季節が巡ってきていた。地域の特産である生食用のデラウェアも本格的なシーズンを迎え、地域の直売所などにも並んでいる。果実を口に含むと、甘くてうまい。一粒また一粒と止まらなくなる。

 仲村さんは、梅雨を前に忙しそうだった。ブドウの木々に集まる病害虫を駆除するために、未明からの作業をこの数カ月間続けている。ワイン造りに使うブドウは100%自家栽培だ。ブドウが被害を受けたらワインも造れなくなる。さらに極力、農薬を使わない主義を貫いているからでもある。

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