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新型コロナ 県境越え自粛解除 運輸・観光、需要増に望み 出張抑制、テレワーク拡大…不透明感も

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 新型コロナウイルス感染拡大を受け、政府が自粛を要請していた都道府県境をまたぐ移動が19日、全面解除された。高速バスなどの運輸業界や観光施設は運行や営業の再開を進めているが、感染への警戒は依然根強く、客数の回復ペースは鈍い。往来が増えれば、感染が再拡大する懸念もくすぶる。

 東京都江東区にある高速バス大手ウィラーエクスプレスの営業所。長野県からの高速バスが到着すると、運転士2人が車内清掃に取りかかった。手すりや荷棚を消毒液で拭き、座席に新しいカバーを付ける。「コロナ前はここまで徹底していなかった」と運転士。同社は乗客への検温や車内換気、乗客の隣の座席を空けるなどの対策も進める。

 コロナによる需要減で、同社は4月4日から全便を運休。4~5月の売り上げは前年同期比99%減った。6月から東京と大阪などを結ぶ7路線を再開したが、夜行便再開のめどは立っていない。担当者は「利用は出張などで『どうしても移動が必要』という人に限られる」と話す。

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