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南光の「偏愛」コレクション

落語家・桂南光さんは、仕事も趣味もとことんハマります。並々ならぬ情熱を注ぐ人々に話を聞きます。

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元祖一口ギョーザ 北新地・天平の巻

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対談する浦上剛さん(右)と桂南光さん=いずれも大阪市北区で
対談する浦上剛さん(右)と桂南光さん=いずれも大阪市北区で

 江戸時代から花街として栄えた大阪の歓楽街・北新地。その路地裏に、小さなギョーザ専門店「ひとくち餃子発祥店・天平(てんぺい)」があります。創業は1955(昭和30)年。お茶屋や料亭が軒を並べる当時の北新地には珍しかった「庶民の味」は、刻々と姿を変えるこの街で65年、変わらず愛されてきました。「北新地で飲んだら、締めはラーメンではなく天平のギョーザ」という桂南光さんが、2代目当主の浦上剛さん(56)に小さなギョーザに込めた思いを聞きました。【山田夢留、写真・加古信志】

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