スパコン富岳が4部門で世界ランク1位 理研、21年度から本格稼働
毎日新聞
2020/6/23 00:00(最終更新 6/23 05:46)
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理化学研究所は23日、同研究所計算科学研究センター(神戸市)で整備を進めているスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」が、世界のスパコンランキングの4部門で1位になったと発表した。そのうち演算速度▽実用時の性能▽ビッグデータを扱う性能――の3部門で同時に1位となるのは世界初。日本のスパコンが主要部門の演算速度で世界一になるのは、2011年11月に富岳の先代機「京(けい)」(19年運転終了)が獲得して以来となる。
ランキングはオンラインで開催中のコンピューターの性能に関する国際会議「ISC2020」で発表。理研によると、単純な演算速度を競う部門「TOP500」で415.53ペタフロップス(ペタは10の15乗、フロップスは性能を示す値)、実際のアプリケーション上での性能を競う部門「HPCG」では1万3400テラフロップス(テラは10の12乗)を記録。2位の米スパコンの約2.8~4.6倍の値で、大差をつけた。…
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