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明日へ・新型コロナ

「乗り越えていける 空は繫がってる」 励まし、励まされの日々 歌にのせて 

初の無観客ライブをインターネットで配信する野田愛実さん=東京都世田谷区の新代田クロッシングで2020年6月17日、竹内紀臣撮影

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 「人はさみしいと優しくなれない 1人では強くなれないんだろう」。新型コロナウイルス感染拡大で自宅にこもり、シンガー・ソングライターの野田愛実(えみ)さん(27)が書いた詞だ。ライブ、友人との食事、実家への帰省――。普段の生活の中で思い浮かんだメロディーをスマートフォンに吹き込んでいた。「人前で歌い続けたい」と中学時代に始めた曲作りは、当たり前と思っていたことができなくなると、進まなくなった。

 長引く自粛生活の中、インターネットで目にすることが増えた差別や中傷など「とげとげした負の感情」を見る度、落ち込んだ。

無観客ライブに向かう途中の駅前で、思いついたメロディーをスマートフォンに吹き込む野田愛実さん=東京都世田谷区で2020年6月17日、竹内紀臣撮影

 「滲(にじ)む絶望が襲ってきても 乗り越えていける 空は繋(つな)がってる」

 感染が広がり始めた2月末に配信した新曲「サクラヒラリ」に、ファンから「お花見はできないけれど、歌詞に励まされます」とコメントをもらった。17日に無観客で再開したライブの生配信には「待ってました!」の書き込みが並んだ。

 日常の掛け替えのなさに気づき、同じ気持ちでいる人に「寄り添えるよう歌っていきたい」と思えた。【竹内紀臣】

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