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私の記念碑

新国立劇場バレエ団次期芸術監督 吉田都/3 ジゼルのひたむきさ

「ジゼル」での吉田都=エー・アイ提供

 英サドラーズウェルズ(現バーミンガム)・ロイヤル・バレエに入団して間もなく、大役が付いた。「ジゼル」の表題役だ。不安を隠せない吉田都を、芸術監督のピーター・ライトが励ました。「大丈夫、君の技術は万全だ。あとは、いかに役を生きるか。それだけだよ」

 村娘ジゼルは恋人に裏切られ狂乱の末に命を落とすが、ウィリ(亡霊)となっても彼をかばう。ふわふわと漂いつつ、恋心を超越した慈愛を表現しなければならない。「なぜ未熟な私にこの難役をくださったのか。ピーターがおっしゃるには『ジゼル役に最も必要なのは、踊ることの喜びをほとばしらせる純真さだから』と」。実はもともと、本作にさしたる思い入れはなかったとい…

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