スパコン「富岳」世界一 演算速度・実用性能・ビッグデータ・人工知能 理研、先代「京」以来9年ぶり

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報道陣に公開された理化学研究所計算科学研究センターのスーパーコンピューター「富岳」=神戸市中央区で2020年6月16日、望月亮一撮影
報道陣に公開された理化学研究所計算科学研究センターのスーパーコンピューター「富岳」=神戸市中央区で2020年6月16日、望月亮一撮影

 理化学研究所は23日、同研究所計算科学研究センター(神戸市)で整備を進めているスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」が、世界のスパコンランキングの4部門で1位になったと発表した。そのうち演算速度▽実用時の性能▽ビッグデータを扱う性能――の3部門で同時に1位となるのは世界初。日本のスパコンが主要部門の演算速度で世界一になるのは、2011年11月に富岳の先代機「京(けい)」(19年運転終了)が獲得して以来となる。

 ランキングはオンラインで開催中のコンピューターの性能に関する国際会議「ISC2020」で発表。理研によると、単純な演算速度を競う部門「TOP500」で415・53ペタフロップス(ペタは10の15乗、フロップスは性能を示す単位)、実際のアプリケーション上での性能を競う部門「HPCG」では1万3400テラフロップス(テラは10の12乗)を記録。2位の米スパコンの約2・8~4・6倍の値で、大差をつけた…

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