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ヤングケアラー~幼き介護

/1(その2止) やまぬ携帯、授業中も 祖母を優先、孤独な7年

谷村純一(仮名)は認知症の祖母のために近くのスーパーで買い物をするのが日課だった=東京都内で2020年3月16日、宮武祐希撮影

 

 谷村純一(仮名、現在23歳)の祖母キミコ(同)は、認知症になる前、病気で入院したことがある。それに1人で対処したのは当時小学6年の純一だった。

 ある日、下校して自宅アパートから徒歩2分のキミコの家に行くと、いなかった。置き手紙もない。行くなら美容院か病院だが、美容院は定休日だ。病院に行くと、主治医の部屋に連れて行かれた。キミコが肺炎だという。慌てて着替えや歯ブラシを準備した。「入院の保証金を今日かあすにはお願いします」と10万円を請求された。

 父は出張中。とっさに祖母のへそくりの隠し場所を思い出した。不足分は自分のお年玉を銀行口座からおろして補い、後で父に返してもらった。

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