挑発する金与正氏 北朝鮮の強硬姿勢の行く末は…衝突か、新たな交渉のテーブルか

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金与正朝鮮労働党第1副部長=韓国・平昌五輪スタジアムで2018年2月10日、米村耕一撮影
金与正朝鮮労働党第1副部長=韓国・平昌五輪スタジアムで2018年2月10日、米村耕一撮影

 北朝鮮が16日に韓国との「融和の象徴」だった南西部・開城(ケソン)の南北共同連絡事務所を爆破するなど強硬姿勢を鮮明にしている。北朝鮮が前面に押し立ててきたのは、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長ではなく、妹の金与正(キムヨジョン)党第1副部長。朝鮮戦争勃発から70年の節目を25日に迎える中、南北融和を進めてきた韓国の文在寅(ムンジェイン)政権と、北朝鮮との非核化交渉が停滞する米国はどう対応するのか。

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