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緊急事態を生きる

「人工呼吸器で助かる人を優先する」は「命を選ぶ差別」か 医師らの提言の波紋

新型コロナウイルスの感染者の治療にあたる医師=奈良県内の医療機関で2020年5月14日、木葉健二撮影

 人工呼吸器など救命医療に不可欠な医療資源が不足した場合にどうするか――。医師、看護師、倫理学者、弁護士らでつくる「生命・医療倫理研究会」の有志が日本で人工呼吸器を配分しなければならなくなった場合の考え方について提言を出している。新型コロナウイルスの感染爆発で医療崩壊が起きたイタリアなどでは具体的な指針が公表されているが、障害当事者などからは「命の選別が行われる」と強い懸念が示されている。感染の第2波が警戒される中で、改めて中心メンバーの竹下啓・東海大学教授に議論の背景や過程を聞いた。【上東麻子/統合デジタル取材センター】

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上東麻子

1996年毎日新聞入社。佐賀支局、西部本社、東京本社くらし医療部などをへて2020年から統合デジタル取材センター。障害福祉、精神医療、差別、性暴力、「境界」に関心がある。2018年度新聞協会賞を受賞したキャンペーン報道「旧優生保護法を問う」取材班。連載「やまゆり園事件は終わったか?~福祉を問う」で2020年貧困ジャーナリズム賞。共著に「強制不妊ーー旧優生保護法を問う」(毎日新聞出版)、「ルポ『命の選別』誰が弱者を切り捨てるのか?」(文藝春秋)。散歩とヨガ、ものづくりが好き。

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