難病の小4少女に文学賞 「2平方メートルの世界」に小さな発見、生きる決意

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大賞の盾を手に笑顔を見せる前田海音さん=札幌市中央区で2020年6月11日午後3時37分、菊地美彩撮影
大賞の盾を手に笑顔を見せる前田海音さん=札幌市中央区で2020年6月11日午後3時37分、菊地美彩撮影

 2メートル×1メートルのベッドを囲む病室の小さな空間が私の世界のすべてだった――。神経の難病で入院を繰り返している札幌市伏見小4年の前田海音(みおん)さん(10)が闘病体験をつづった作品「二平方メートルの世界で」が、今春審査が行われた「第11回子どもノンフィクション文学賞」(北九州市主催)の小学生の部大賞を受賞した。執筆のきっかけは、ベッドで横になっている時の「思いがけない発見」だった。【菊地美彩】

 ある日、病床で体の向きを変えた時だった。ベッドにまたがるテーブルの裏側に、多数の書き込みがあるのに気づいた。

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