世界最小の「恐竜の卵の化石」見つかる 筑波大など研究チーム 兵庫・丹波で

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兵庫県丹波市で発掘された恐竜の卵の化石「ヒメウーリサス・ムラカミイ」の(左から)標本、コンピューター断層撮影(CT)による標本の表面画像、卵の輪郭=筑波大・兵庫県立人と自然の博物館提供
兵庫県丹波市で発掘された恐竜の卵の化石「ヒメウーリサス・ムラカミイ」の(左から)標本、コンピューター断層撮影(CT)による標本の表面画像、卵の輪郭=筑波大・兵庫県立人と自然の博物館提供

 筑波大と「兵庫県立人と自然の博物館」は23日、同県丹波市にある白亜紀前期(約1億1000万年前)の地層から、非鳥類型では世界最小となる「恐竜の卵の化石」を発見したと発表した。この化石を含め2種類の新種も確認。国際学術誌「クリテイシャス・リサーチ」(電子版)に19日付で掲載された。小型の恐竜は大型より化石が残りにくい。卵殻の化石は小型動物の多様性の解明につながるとされ、分析を続ける。

 研究チームによると、2015~19年、同市山南町地区の篠山層群大山下層で実施した発掘調査で卵の化石4点、卵殻の化石約1300点を確認。親の種類は不明だが、殻の断面などから4種類の恐竜の卵が含まれることが分かった。いずれも小型で、肉食恐竜を含む「獣脚類」の卵とみられる。卵殻の化石のうち2種類は新種で、それぞれ「ヒメウーリサス・ムラカミイ」「サブティリオリサス・ヒョウゴエンシス」と命名。ヒメウーリサ…

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