連載

都政への伝言

知事選は22人が立候補し、7月5日の投開票に向けて論戦を繰り広げている。出馬経験があり、今も各分野で発信を続ける5人に都政への思いを聞いた。

連載一覧

都政への伝言

開かれた都市目指す知事を 元国連事務次長・明石康さん

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
都知事選が告示され、都市外交の課題などについて語る明石康さん=東京都港区で2020年6月19日、藤井太郎撮影
都知事選が告示され、都市外交の課題などについて語る明石康さん=東京都港区で2020年6月19日、藤井太郎撮影

 国連では事務次長などとして、カンボジアやユーゴスラビアの平和維持にも携わりました。1998年に帰国し、自民党から打診されて翌年の東京都知事選に立候補しました。日本を約40年留守にし、国際政治をやっていた人間にとって、都内を歩き回ったのは勉強になりました。都知事はカリスマ性で選ばれがちですが、都市外交にもっと真剣に取り組み、開かれた都市を目指す知事を選ぶべきだと思います。

 各国の首都の知事や市長ら知名度のある人たちが多様な意見を示すことは、外交に人間味を与えます。しかし、石原(慎太郎)都政の尖閣諸島購入方針の表明(2012年)などにはハラハラさせられ…

この記事は有料記事です。

残り990文字(全文1268文字)

あわせて読みたい