三条・県央基幹病院 病床数削減し着工へ 県が予算計上 5病院を統合・再編 /新潟

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2023年度開業予定の県央基幹病院の外観イメージ図=新潟県提供
2023年度開業予定の県央基幹病院の外観イメージ図=新潟県提供

 県は6月補正予算案で、三条市に2023年度に開業予定の県央基幹病院の建設費を初めて計上した。県央地域悲願の救急医療を担う病院として構想されたが、19年度には県の財政難や医療需要の減少が明らかに。当初計画から病床数を減らすなどの紆余(うよ)曲折を経て、ようやく工事が本格化する。【井口彩】

400床で23年度開業目指す

 県央基幹は、重症患者を24時間態勢で受け入れられる「救急救命センター」が三条、加茂、燕、田上、弥彦の5自治体からなる県央医療圏にはない問題を解決しようと、09年から検討が始まった。13年、燕労災病院(燕市)と厚生連三条総合病院(三条市)を統合した公設民営の基幹病院の建設を決定。16年には、病床数を450床とし23年早期の開業を目指すなどとする整備基本計画が決まった。

 ところが19年6月、財政悪化を受けて県が設置した行財政改革有識者会議で、委員から「計画は即刻見直すべきだ」との意見が出た。県央基幹の運営費の一部は県が負担するため、近隣に病院が集中する中で医師や看護師を十分確保し収益を上げられるのか、と批判されたのだ。

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