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新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全世帯に2枚ずつ配布される布製の「アベノマスク」。県内は5月中旬ごろから配布が本格化して、厚生労働省によると、6月22日までに「おおむね配布を完了した」という。洗濯して何度も使えるものの、一般のマスクが流通するようになり、「自分に必要ない」という声も聞かれる。不要なアベノマスクを集めて、必要な人たちに届けようという取り組みが県内で広がっている。【深野麟之介】
県ボランティア協会(静岡市葵区)は5月中旬ごろからアベノマスクの寄付を呼びかけ始めた。地域の子どもに無料、または低額で食事を提供するこども食堂の運営者や生活困窮者、路上生活者などに渡すという。これまでに、市販や手づくりのマスクを含めて、4000枚ほどの寄付があった。寄付をした人からは「自分よりも、本当に困っている人に使ってほしい」という声が多く聞かれるという。
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