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遠隔化は大学の危機 授業の合間にある学び=鈴木英生(専門記者)

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門が閉ざされ、人影のないキャンパス=東京都豊島区西池袋の立教大で2020年6月12日、鈴木英生撮影
門が閉ざされ、人影のないキャンパス=東京都豊島区西池袋の立教大で2020年6月12日、鈴木英生撮影

 「大学という場」が危機にひんしていると思う。新型コロナウイルスの影響で、多くの大学がインターネットでの遠隔授業を余儀なくされている。私と同僚は、4月末、その実態を全国の大学教員100人強に「アンケート」した(5月9日朝刊)。あれから1カ月半。首都圏や関西中心に前期(春学期)をすべて遠隔とした大学も多い。後期以降も、第2波の流行などでキャンパスの再閉鎖はありうる。

 「アンケート」で明らかになった学生や大学間の遠隔授業環境の格差、困窮学生への対応といった課題は、今もそのままだ。そのうえで、私は、キャンパスでの学生生活抜きに大学(特に大規模大学の文系)が成立し続けられるのかを懸念している。

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