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戦後75年 沖縄慰霊の日 逃避3カ月、母に砲弾 鉄の暴風、地獄描く

 約3カ月にわたる日米両軍の地上戦が展開され、推計で約9万4000人もの住民が巻き添えとなった太平洋戦争末期の沖縄戦から75年。沖縄は23日、犠牲者を悼む「慰霊の日」を迎えた。年月を経ても癒えぬ大切な人を失った悲しみ。体験者や遺族は戦場の悲惨さが後世にも伝わることを願い、戦後世代は決して失われてはいけない平和の尊さに思いを巡らせた。

 「さったるむん」。そう言い残して、母はゆっくりと前に倒れた。那覇市の新里浩(しんざとひろし)さん(81)は沖縄戦で3カ月逃げた末に両親を失った。米軍の砲弾の破片が脇腹に刺さり、沖縄の言葉で「やられた」とつぶやいて逝った母カマドさん。日本軍による組織的戦闘が終わったとされる日の3日前だった。新里さんは23日、母が亡くなった糸満市山城(やまぐすく)の現場を訪れた。「雰囲気が全く変わってしまった」。7…

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