会員限定有料記事 毎日新聞
経済産業省の前田泰宏中小企業庁長官が2017年に公務で米テキサスを訪れた際、経産省関連の重要イベント「トレードショー」に出席せずに帰国したことが、24日の衆院経産委員会で判明した。前田氏は滞在中に「前田ハウス」と名付けられたシェアハウスで、電通関係者らを招いた「やや私的な」パーティーを行っていた。
新型コロナウイルスに関する「持続化給付金事業」の大部分を受託した電通と経産省との癒着疑惑が浮上しており、野党は「公務そっちのけで、電通との関係を深めていたのではないか」と批判している。
この問題は、経産委で共産党の笠井亮氏の質問で明らかになった。笠井氏は経産省から提出を受けた前田氏の「出張計画書」を基に、出張日程について「17年3月9~11日はテキサス視察とある」と切り出した。そのうえで、経産省が日本企業11社と開いたイノベーシ…
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