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オバマ氏「この国を癒やし、元に戻すために」 バイデン氏ウェブ会合で初の応援演説

バイデン前米副大統領(左)のオンライン会合に初めて参加したオバマ前大統領=23日、米NBCニュースの画面より

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 11月の米大統領選で野党・民主党候補に確定しているジョー・バイデン前副大統領(77)は23日、オンライン形式で支援者から献金を募る会合を開催した。オバマ前大統領が参加し「この国を癒やし、元の軌道に戻すためにバイデン氏以上に信頼できる人物はいない」と述べて、支持を訴えた。一方、与党・共和党のドナルド・トランプ大統領(74)は西部アリゾナ州で演説。バイデン氏が勝利すれば「この国は混乱に陥る」と敵意をむき出しにした。

 4月14日にバイデン氏支持を表明して以来、初の応援活動となったオバマ氏は、トランプ氏の「無秩序で悪意ある政権運営」の下で「事実や科学は軽視され(新型コロナウイルス感染症という)死に至る病がフェイクニュースと呼ばれてしまう」と非難した。

 民主党内で最も人気のあるオバマ氏が登場したオンライン資金集めで、小口献金は開始時点で17万5000人からの760万ドル(約8億円)に達した。大口も300万ドル集まった。バイデン陣営が一つのイベントで集めた資金としては最多額となった。オバマ氏は今後、バイデン氏のほか11月の議会選に出馬する党候補の資金集めにも取り組む予定だ。

トランプ氏はアリゾナ州教会で3000人集会

 一方、トランプ氏は23日、アリゾナ州で政権の最大公約に掲げる「メキシコ国境沿いの壁」建設現場を視察。その後、有力支持層であるキリスト教福音派の教会で、約3000人の学生を前に演説した。

 全米で続く黒人差別への抗議デモや奴隷制度の歴史に関係する銅像撤去の動きに関し「左翼の過激派は我々の歴史や価値観、米国人として大切にするもの全てを憎んでいる」と強調。また、新型コロナウイルスを、中国武術カンフーとインフルエンザを組み合わせた造語で、中国人に対する差別的な表現だと批判を浴びている「カンフルー」の名称で再び呼んだ。

 集会の開催にあたり、地元市長はマスク着用を求めていたが、会場でマスク姿の人はわずか。ソーシャルディスタンスの確保もされなかった。5月に経済活動を再開したアリゾナ州だが、23日にこれまでで最多となる3593人の新規感染者を確認。爆発的な感染拡大が懸念されている。【ワシントン高本耕太】

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