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100年以上前の音源も 浪曲師424人の肉声収録レコード1万枚、無料公開

森川司さんから寄贈された浪曲レコードを前に話す日文研の古川綾子助教=京都市西京区で2020年6月17日、北村隆夫撮影

 国際日本文化研究センター(日文研、京都市)が、収集家から寄贈された明治~昭和期の浪曲(浪花節)のSPレコード約1万枚のデジタル化を進めている。6月24日からインターネットなどで音源の無料公開を始めた。浪曲のSP盤コレクションとしては最大規模で、1903(明治36)年に日本で初めて録音されたレコードなど貴重な音源も含む一級資料だ。大衆芸能の資料は散逸しやすく、専門家は「庶民の圧倒的支持を受けた浪曲の音源が、これほどまとまった形で保存、公開される意義は大きい」としている。

 コレクションは大阪府在住の森川司さん(故人)が集め、亡くなる直前の2014年3月に日文研に約1万3200枚を寄贈。主に1900~60年代のSP盤で、日文研が内容を分析し、重複を除いた9998枚の電子化、データベース化に取り組んでいる。

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