「阿形」「吽形」が目の前に… 京都・仁和寺、観音堂内部をVRで公開

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「仁和寺VR」に現れる風神像(左)と雷神像=仁和寺提供
「仁和寺VR」に現れる風神像(左)と雷神像=仁和寺提供

 世界文化遺産の仁和寺(京都市右京区)は、重要文化財で原則非公開の観音堂内部を仮想現実(VR)の映像で紹介する「仁和寺VR」を公開している。吉田正裕執行(しぎょう)長は「公開時でも正面からしか拝めない、仏像の多様な姿を楽しんで魅力を知ってほしい」と話す。

 観音堂には本尊・千手観音像をはじめ明王2像、二十八部衆像、風神・雷神像の33体の仏像が安置され、須弥壇(しゅみだん)を囲む3面の壁に、観音が33の姿に変化して衆生を救う姿などが描かれている。

 仁和寺VRは約13分。専用のゴーグルをかけて見ると「阿形(あぎょう)」「吽形(うんぎょう)」の迫力ある姿が目の前に現れるなど、工夫が凝らしてある。文化庁の文化財多言語解説整備事業として実施され、日英中韓の4カ国語にも対応している。

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