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埋もれた記憶・朝鮮戦争70年

1950年6月に勃発した朝鮮戦争は、今年6月25日で丸70年となる。毎日新聞は今年1月、朝鮮戦争勃発直後に在日米軍基地の日本人労働者が前線で戦闘行為に加わっていたことを示す米軍作成の極秘文書を入手した。朝鮮戦争では韓国を支援するため米国を中心とする国連軍が編成されたが、日本は参加していない。しかし入手した文書には日本人に死傷者が出ていたとの記述も残る。極秘文書に残る「従軍」した日本人とは。その家族や関係者を訪ねた。

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埋もれた記憶・朝鮮戦争70年

朝鮮戦争で銃を取った日本人 語り継がれぬ体験 「怖かった」記憶する妻

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米兵たちと写真に納まる有吉武夫さん(中央)=妻みち子さん提供
米兵たちと写真に納まる有吉武夫さん(中央)=妻みち子さん提供

 1950年6月に勃発した朝鮮戦争における米軍の極秘文書「韓国における日本人の無許可輸送と使用」には、米軍が帯同した日本人60人の名前が記されていた。うち少年を含め18人は米軍の尋問に戦闘参加を証言したが、渡航した日本人は米軍から口止めされ、過酷な体験は語り継がれなかった。朝鮮戦争開戦から25日で70年。埋もれた記憶を巡り尋問記録に名前が残る日本人の足跡をたどった。

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