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いま文化は

新型コロナ 編集者・小堀純 さあ書こう時代の物語を 人間の「真実」演劇だからこそ

 「演劇よ死ぬな‼ われわれはお前が必要だ‼」

 B全判のポスター上部に大きな明朝体活字で横書きにそう書かれていた。いきなり眼(め)にしたら「演劇よ死ぬな‼――」が芝居のタイトルだと思うだろう。1979年5月、68/71黒色テント(現・劇団黒テント)が新たな体制でテント上演した「ブランキ殺し 上海の春」(作・演出 佐藤信)のポスターである(デザイン 平野甲賀)。

 当時私は名古屋で情報誌の演劇担当をしていた。紹介記事を書くだけでなく、黒テントや唐十郎の紅(あか)テントはじめ、東京からやって来る劇団の制作協力もしていた。テント劇団の場合、公演場所を探すところから始まる。場所が決まると、刷り上がったばかりのポスターをプレイガイドや各劇場などに貼りに行く。一連の作業を終え、ある劇場へ芝居を観(み)に行った。すると私が貼った黒テントのポスターにフェルトペンでこう書…

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