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米黒人差別抗議デモ、コロナ拡大との関連見えず 参加者の陽性率低く 保健当局など分析

ホワイトハウス前で武装した警官隊に右拳を突き上げて抗議する黒人女性=首都ワシントンで2020年6月3日午後1時27分、鈴木一生撮影

 米国で起きた警察官拘束下での黒人男性死亡事件に対する抗議デモ参加者の新型コロナウイルス陽性率が、懸念されたより低いとの検査結果が米国で複数出ている。当局者や専門家はマスク着用や屋外活動であることなどが感染リスク低下につながった可能性を指摘する。一方、全体の感染者数自体は6月中旬から急増しているため、予防措置の徹底も呼びかけている。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

 米北東部マサチューセッツ州のベーカー知事は23日の記者会見で、臨時検査所でデモなど大規模集会の参加者1万7617人を6月中旬に検査した結果、陽性率は約2・5%だったと発表した。一方、22日の段階での州の陽性率(7日間移動平均)は1・9%だと明らかにした。

 ベーカー氏はデモ参加者らの数値に関し「デモの頻度や規模を考えれば非常に低く、喜ばしい。州全体の数値におおむね近いものだ」と評価した。陽性率が低い背景として、デモ参加者の多くがマスクなどで顔を覆い、室内に比べて感染リスクが低い屋外で移動しながら抗議活動を行ったことなどに触れた。

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和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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