陸上イージス 秋田の住民「白紙撤回急げ」 代替案検討に反対活動継続

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政府の国家安全保障会議が開かれる前に、秋田県議会は急きょ本会議を開き、陸上イージスの秋田配備計画の白紙撤回を求める意見書案を全会一致で可決した=秋田市で2020年6月24日、高野裕士撮影
政府の国家安全保障会議が開かれる前に、秋田県議会は急きょ本会議を開き、陸上イージスの秋田配備計画の白紙撤回を求める意見書案を全会一致で可決した=秋田市で2020年6月24日、高野裕士撮影

 河野太郎防衛相が停止の方針を打ち出した陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(陸上イージス)の秋田・山口両県への配備計画を巡り、代替案などを検討する国家安全保障会議(NSC)が24日夕、東京・霞が関の首相官邸で開かれた。政府は代替のミサイル防衛手段の方向性を見極めたうえで、配備計画を正式に撤回するとみられるが、これまで防衛省から東日本では唯一の適地と名指しされ、計画に振り回され続けてきた秋田市の陸上自衛隊新屋演習場周辺の住民からは、政府が迅速に計画の白紙撤回に踏み切るよう求める声が聞かれた。【高野裕士、川口峻、下河辺果歩】

 「住民の気持ちがかかっている。政府は『早めにけじめをつけよう』という段取りで動いてほしい」。ずさんな調査が発覚した2019年5月公表の調査報告書で適地とされた新屋演習場周辺の住民でつくる新屋勝平地区振興会の佐々木政志会長はこの日、力を込めて訴えた。

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