「水戸黄門」が名付けた茶「初音」の試飲会 残る母木から復活 茨城・城里

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試飲会で復活した「初音茶」を味わう出席者=茨城県城里町下古内の清音寺で2020年6月24日午前10時54分、韮澤琴音撮影
試飲会で復活した「初音茶」を味わう出席者=茨城県城里町下古内の清音寺で2020年6月24日午前10時54分、韮澤琴音撮影

 「水戸黄門」で知られる水戸藩2代藩主・徳川光圀が名付けたとされ、茨城県城里町の茶農家らが2014年から復活を目指して育てた茶「初音」の試飲会が24日、清音寺(同町下古内)で開かれた。農家や茶の専門家など約40人が集まり、光圀が愛飲したと伝わる茶の渋みに舌鼓を打った。

 同町古内地区で生産される古内茶は、猿島茶や奥久慈茶と並んで茨城三大銘茶と呼ばれる。光圀が同地区の清音寺を訪れ、寺で栽培された茶の風味を気に入って「初音」と名付けて生産を推奨。同地区で茶の栽培が盛んになるきっかけになったと伝えられている。

 だが、半世紀前ごろから別品種が主流となり、現存する初音は寺の境内に残る母木だけになった。2011年3月の東京電力福島第1原発事故以降、風評被害で茶の客離れが進んだため、古内茶を再び盛り上げようと、JA水戸古内茶生産組合が中心となり初音茶の生産を復活させるプロジェクトを始めた。

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