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 立夫(森岡龍)は30代前半のサラリーマン。かつては映画監督を目指して自主映画を製作していたが、鳴かず飛ばずで結婚を機に逃げるように妻の実家の群馬へ移住した。ある日、大学時代の元恋人・満里奈(川上奈々美)から連絡を受け、数年ぶりに東京へ向かう。満里奈と体を重ね、ひとときのデートを楽しんだ別れ際、立夫は1本のビデオテープを渡された。帰宅後、妻の留守中に内容を確認すると、そこには満里奈との思い出と、希望にあふれていた「あの頃」が映し出される。

 若き日の立夫は夢に破れ、満里奈との関係も面倒になって破綻した。しかし、再会とあのテープによって、もう戻れない青春時代と満里奈に向き合い、そして決別する。序盤に登場する脇役のもったいぶった設定などは目をつぶるとして、もう若くない男女2人の人生に説得力を持たせたのは役者の力。森岡は立夫の軽薄さを絶妙に表現し、川上は自然な振る舞いと多彩な表情が抜群で作品の魅力をぐんと引き上げた。下社敦郎監督。1時間2…

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