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論点

日本映画界のこれから

 昨年、過去最高の興行収入を記録した日本映画界。一見、好調なように見えるが、利益の優先による作品の質の低下を懸念する声が上がる。加えて、コロナ禍も暗い影を落とす。国際的映画賞を総なめにした1950年代、日本の映画人は世界の奇跡とたたえられた。そうした黄金時代の再来はあり得るのか。3人の映画人に聞いた。

 私は大学で映画を教える仕事をしている。ある大学で「映画は芸術かエンタメか」と二択で聞くと、8割の学生が「エンタメ」と答えた。程度の差こそあれ、この認識は日本の映画を巡る環境に大きな影響がある。私はフランスで映画を撮ることが多いが、フランスは映画が「芸術」という認識が社会に浸透している。もちろん商業映画もあるが、アート(芸術)映画との線引きが明確。それゆえ映画振興組織CNC(国立映画センター)のよ…

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