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ひと

関根摩耶さん=アイヌ文化を発信するユーチューバー大学生

関根摩耶さん=貝塚太一撮影

 祖先から受け継ぐアイヌの言語や文化を「ユーチューブ」で発信している。番組名の「しとちゃんねる」はアイヌ料理のシト(団子)から。「カラオケ行きたい」「好きな人いないの?」といった日常会話をアイヌ語で説明し、歌や料理などの伝統文化を紹介する。

 アイヌの人が多く住む北海道平取町二風谷(びらとりちょうにぶたに)に生まれた。幼いころから言葉を習い、小学生の時にアイヌ語弁論大会で2回、最優秀賞を受賞した。「将来は伝統文化の担い手に」。周囲の期待はやがてプレッシャーになった。目立つことに引け目を感じ、中学から地元を離れ、民族の出自を隠すようになった。

 札幌市にいた高校3年生のころ、将来について思い悩んだ。「自分だからできることは何だろう」と考え、アイヌとしての自らを見つめ直した。大学では周囲にアイヌだと伝え、言葉の勉強会を始めた。同世代の友人は先入観を持たず、純粋に異文化に接してくれた。「もっとアイヌ文化を伝える場があるといいね」。そんな会話がユーチューブの動画制作につながった。

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